地球温暖化で何が悪い? 二酸化炭素は関係ない。
まず話題の少女グレタさんの背景ですが、中学校もろくに通えていない16歳の少女にこの壮大な地球環境学が分るはずがありません。加えて中国やCO2ビジネスで利権を得ている勢力の影響下にあることがバレ始めています。要するにあやつられていると思います。
全世界のCO2総排出量のランキングでは1位中国28%、2位アメリカ15%、3位インド6%, 4位ロシア5%、5位EU4.2%です。日本は3.4%なのですが、EUと日本以外は削減の努力を全くしていないのが実情で、日本は何百億、何千億円ものCO2排出権を金で買うというお人良しぶりを発揮しています。
ところで本当に地球温暖化は不幸なことなのでしょうか?究極の質問です。「雨風で苦しめられる南国の島々と、雪ばかり降り積もるシベリアのツンドラ地帯とどちらに住みたい?」私なら南国を選びます。温かいほど、水が多いほど植物は茂り、それを餌とする動物も繁栄するからです。例えば恐竜が闊歩していた数億年前に戻ってみましょう。あれだけ巨大に成長するには食料となる植物がどれほど多く茂っていたかということです。CO2は光合成の材料ですが、今より40倍も多かったそうです。気温も4℃高かったそうですから、植物が繁茂する条件が整っていました。この意味でもCO2による温暖化=「悪」というのは間違いだということが分ります。
最近日本でも台風の被害、大雨の被害の甚大化、スキー場の雪不足などが叫ばれ温暖化の影響ではないかと騒がれています。世界でも氷河の後退や北極の氷床の減少など確かにこの数十年を見ると温暖化しているような印象はあります。温暖化するということは地球の熱エネルギーが増えるということです。熱エネルギーが多いと万物は活動的になります。そこで気候が荒荒しくなって、大雨、台風、旱魃が起こる、山火事が起こるということになるのでしょう。しかしこういう副作用を考慮しても、全生命にとっては凍えた世界よりは温暖で活動的な世界の方が絶対に都合が良いことを訴えたいと思います。
そこで本当に地球温暖化の原因がCO2なのか考えて見たいと思います。中世は温暖な時代で極寒のグリーンランドででも農耕ができたそうですし、17世紀にはテムズ河が凍ってスケートが出来るくらいに寒冷化したことが絵画に記録されています。日本では縄文時代は今より2℃高く海面は4m高かったそうで、今は寒い東北地方でも食料が豊富に採れたので縄文文化が1200年も続いたのだと思われます。直近では世界大戦のあと1940年から1980年まで世界のCO2排出量は飛躍的に増えましたが平均気温は下がっています。恐竜時代のCO2濃度は今より40倍も多かったそうですが、実際平均気温は3℃しか高くありませんでした。計算式では400℃になるはずなので今の計算方法が間違っている証拠です。このようにCO2に関係ないところで地球の温暖化、寒冷化は起こっているのです。
よくいわれているCO2と温暖化の関係は、温暖化によって海水温が上がる。それによって海水からのCO2放出が多くなるという結果を見ているのだと思われます。サイダーを温めるとCO2気泡がどっと出てくるようなものです。
それではなぜ温暖化しているのかといえばよく分りませんが、何らかの地球、天体現象によって起こっている可能性が大です。地球の公転軌道は必ずしもいつも同じ形の真円を描いていませんし、地軸も微妙にずれが生じます。また太陽の活動によっても宇宙線が影響を受け、地殻変動や気候変動を起こすということも明らかにありつつあります。この100年間、太陽の黒点数が減っていて太陽活動の低下が心配されており、2030年には寒冷化が始まるという予想をしている学者も多くいます。私はそれを心配します。
くどいようですが百歩譲ってCO2増加が温暖化の原因だとしても、大きな目で見て温暖化は悪いことではないことを強調したいと思います。将来危惧される地球規模の人口爆発によって食糧難が予想される時代となっては温暖化は歓迎すべきことなのです。
それではどんどんCO2を排出すれば地球は暖かくなるのか?残念ながら答えはノーのようです。大気中のCO2濃度0.04%では影響が少なすぎるのです。