コロナワクチンを受けますか?PCRとは?
先日も大阪府から医療機関への予備調査が送られて来ました。「いよいよ来たか。」と思うと同時に、本当に大丈夫なのかなという疑念もあるのです。その理由をご説明させていただきます。
今回のワクチンはアメリカ・ファイザー社のもので、パンデミック発生からたった1年で作られました。普通、ワクチン開発というのは効果と副作用の確認のためにどんなに早くても3、4年はかかるといわれている上に、日本人での安全性、有効性の確認がされ認可がおりるまでに最低1年はかかるという代物です。いかにも早い。そしてこのワクチンは今までにない特徴があります。
新型コロナの特徴であるスパイク(トゲトゲ)蛋白を決定する2つのRNA遺伝子を注射すると全身細胞にもぐり込んで、それを元にスパイク蛋白が合成され、表に出てきたスパイク蛋白に対して抗体産生や細胞性免疫が引き起こされるというものです。ところがこのRNA遺伝子は中国武漢の研究所で決定された後、中国以外では確認されていないのですから少し怪しい気がします。まだあります。侵入したRNAからDNAが作られ、それが接種者のDNAに組み込まれる遺伝子組み換えをやってしまう可能性があるのです。これは怖いことです。
効果は90%発病阻止というものの、日本での実績がありません。
日本人は4種あるといわれる土着型のコロナウィルスに元々免疫があり、すでにワクチンを打ったような状態で、これが欧米に比べ2桁も死亡者が少ない理由の一つともいわれます。
今、変異型のコロナウィルスが話題になっていますが、RNA系のウィルスは変異するのが特徴なので当たり前のことです。1年前のRNA型にあわせて作られたワクチンがいつまで有効なのか疑問が残るところでもあります。それでもワクチンを希望する方も多いようですから、ずるいようですがもう少し様子を見てもいいのではないでしょうか。
いまゴールデン・スタンダードになっているPCR検査についてご説明します。これは先にご説明した武漢発の2本のRNAを元に、サンプル中の似たような配列のRNAをくっつけさせ、それを2倍、4倍、8倍、16倍、…と倍倍に増やしてゆくのですが、35回も繰り返せば1個のRNAは320億個ということになります。多くなったところでPCR陽性!という判定がされるのですが、何回これを繰り返すかは各国、各検査所でバラバラで、日本では40回が普通で1個が1兆個になり、増やし過ぎによる焦点ボケが指摘されています。
新型コロナの場合1万個以上付着しないと感染せず、仮に1000個のウィルスが付着していても感染、発病に至らないことが分っています。陽性と判定されても何個RNAがあったかは分からないのですから、ただの付着か感染かを見分けることはできません。PCR陽性で症状の無い人が80%を占めるそうですが、この人たちを感染者といってはいけないのです。これが「今日も過去最高の感染者数を更新」の理由です。既にコロナが蔓延している日本ではPCR検査はやればやるほど陽性者は増えます。その本質を理解せず、付着と感染の区別が出来ず問題を大きくしてしまったのが政府、医療界、マスコミだといえます。
日本では世代交代で毎年135万人の方がいろんな原因で亡くなってゆかれます(毎日3600人)。
今回のコロナ禍でどれだけ死亡者が増えたと思われますでしょうか。実は…マイナス14000人でした。減ったのです!
主な原因はインフルエンザと肺炎による死亡者が減ったことです。国民全体の衛生思想が広まったこともあるのでしょうが、同時に二つのウィルスは流行らない「ウィルス干渉」という現象が起こったと思われます。
医療の逼迫が叫ばれていますが、結局重症ベッドとスタッフの不足が原因です。それらを充実するためには医療体制の変革とそれなりの費用を覚悟しなければなりません。国民的議論が必要ですが、欧米と比べ2桁も問題は小さいことも知って正しく恐れる冷静な議論をしたいものです。
亡くなった人の95%以上が70歳以上の高齢者で、70歳以下のPCR陽性者の死亡はほとんど無いこと(0.2%)、国全体の死者数は返って減っていることなどを冷静に考えれば、緊急事態宣言、営業時間短縮などで地域経済を苦しめる国の政策は考えなおしても良いのではないかと思います。